平素は弊社商品をご愛顧くださいまして、誠にありがとうございます。
『美観堂』の瀬戸と申します。
この度、ネットショップにてご注文いただき配送いたしました商品の中に「見本品」をお送りしている事態が発覚いたしました。
以下、状況・原因・対策・今後の改善策に関してご説明いたします。
【状況について】
店舗、並びにネットショップで販売しております「そのままの桃、そのままの葡萄」のギフトセットについて、賞味期限過ぎた品物(2022年4月22日)を梱包イメージの見本として、『美観堂』の店頭でディスプレイしておりました。
バーコード部分に「見本品」である旨を記載し、誤って販売しないようにしておりましたが、その「見本品」を、販売商品と勘違いをし、お客様に発送をしてしまいました。
商品をお受け取りになられたお客様が、お召し上がりになる直前に「見本品」のシールを発見し、事態が発覚したという状況です。
【原因について】
大きく以下の二点が挙げられます。
1.リスク管理意識の欠落
店舗、ネットショップ責任者である私が、販売不可である商品を、販売・出荷してしまう可能性のある場所に置いておくことを容認しておりました。
また「見本品」の管理を行っておらず、今回「見本品」が発送されている事態もお客様からの報告により把握することとなりました。
リスクマネージメントの視点から、店舗運営においての危機意識を十分に持てていなかったことが今回の件を引き起こした最大の原因でございます。
2.発送前の確認業務の甘さ
ネットショップにてご注文いただいた商品を梱包する際、2名体制でご注文内容・賞味期限の確認を行うルールとしております。
どのタイミングでどのように行うかという認識がスタッフ間で異なっており、また確認のレベルを個々に任せていたという状況でした。
【今後の改善策】
1.店内、及び事務所での、販売ができない品物の保管・ディスプレイを一切取りやめます。
2.管理者の危機管理の見直しを行います。
リスクマネージメントについての理解と、食品管理について店舗責任者は学び直しを行います。
3.賞味期限の確認のオペレーションを見直します。
スタッフ間の意識と確認の習慣を薄れさせない為、毎日の朝礼時に賞味期限の確認を徹底することを口頭にて周知いたします。
店舗に陳列している商品を実店舗で販売する際は、レジスタッフが賞味期限を読み上げ、お客様と一緒に確認を行ったのち、販売いたします。
ネットショップにてご注文いただいた商品を発送する際は、梱包前に指差しと読み上げにて賞味期限を確認、その後別のスタッフが再度指差しと読み上げにて確認を行い、その後緩衝材に包み、箱詰めすることを徹底いたします。
【執り行った対応とお客様へのお願い】
店内並びに事務所に、販売ができない品物が置かれていないか、ディスプレイ、保管場所ともに改めて確認いたしました。
これまで、「見本品」の数を在庫管理簿などで行うことを実施しておりませんでした。
把握する限りの回収は完了しておりますが、万が一、美観堂で購入していただきました商品に「見本品」と見られるものがございました場合、直ちに店舗にご連絡いただきますようお願いいたします。
可能性がある商品としては以下の通りです。
「そのままの桃」「そのままの葡萄」「美観堂謹製 黄ニラしょうゆ」「美観堂謹製 燻製だししょうゆ」「美観堂謹製 岡山パクチーしょうゆ」
美観堂 瀬戸宛
電話:086-486-2225
このような事態が起こり、お客様からご指摘をいただいてから、状況の深刻さに気づくというあってはならない自身の管理不足に深く反省しております。
お客様には多大なご迷惑とご心配をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。
今回発生しました事態を重く受け止め、今後の店舗運営を行って参ります。
2023年4月17日
美観堂 瀬戸珠実