こんにちは!

岡山県美観地区の「美観堂」というお店で働いている、長谷川と申します。

美観堂は、岡山県倉敷市の観光地・美観地区にあるライフスタイルショップ。

「岡山・倉敷のほんとうにいいもの」をコンセプトに、私たちスタッフが実際に生産者様にお会いし、「本当に良いなあ!」と思ったものを取り扱っています。

美観堂実店舗

今回は、美観堂でもお付き合いのある「耕せファーム」さんで栽培されている、「菊芋(きくいも)」の効果についてご紹介していきます。

この「菊芋」、「イヌリン」と呼ばれる食物繊維がたくさん含まれており、腸内環境を整えてくれる優れものなんですよ。

是非、最後までご覧いただけますと幸いです。

まずは、菊芋がどんな食べ物か知ろう!

みなさん、「菊芋」がどんな食べ物か知っていますか?

写真でお見せすると、こんな感じです。

菊芋

…ショウガ?

そう思った方、多いと思います。

いいえ、実はお芋なんです。

「菊芋」はキク科ヒマワリ族に属する植物で、食べられるのは写真でお見せした、生姜に似た形をしている根っこの部分だけ。

キク科ヒマワリ族というだけあって、秋にはヒマワリのようなお花を咲かせて人々を魅了させてくれる植物なんですよ。

菊芋の花

菊芋の花、綺麗ですね!

菊芋はとってもヘルシーなお芋!

お芋の仲間であることが分かった、「菊芋」。

お芋と聞くと、「サツマイモやじゃがいもみたいに、たくさんデンプンを含んでいて太りそう…」と思うこともありますよね。

いえいえ。

この「菊芋」、実はデンプンをほとんど含んでいないとってもヘルシーなお芋なんです。

どういうことなのか、ご説明していきます。

菊芋

とその前に、ここで少しデンプンの効果についてお話させてください。

多くの植物は、光合成をしてデンプンを蓄えます。

デンプンは植物が生きるためのエネルギーであり、車で言えばガソリンのようなもの。

日中の光合成で稼いだエネルギー(デンプン)を夜に使ったり。

春から夏にかけて稼いだエネルギーを根っこに貯めて、冬に芽を出すエネルギーとして使ったり。

植物は光合成をして、自分自身のエネルギーを作っているんですね!

植物の光合成

そしてこのデンプン、人の体内に入ると「ブドウ糖」となり、今度は人のエネルギーにもなるのです!

自然の力、恐るべし…。

しかし、人間は「ブドウ糖」を摂取しすぎてしまうと、肥満や生活習慣病を招いてしまう可能性もあるんです。

悲しい現実…。

なんでも適量が大切ということですね。

デンプンを含む野菜の写真

では本題に戻ります。

菊芋が、なぜヘルシーなお芋なのか。

それは、菊芋がデンプンの代わりに「イヌリン(後程説明します)」という食物繊維を作る植物だからです。

菊芋は作り出した「イヌリン」を自らのエネルギーとして貯蓄し、使っているんですね。

植物の全部が全部、デンプンを作っているわけではないのです。

奥が深い…。

菊芋の花

ここまで来たら「イヌリン」がどんな働きをしてくれるのか…気になりますよね?

このあとご紹介していきます!

イヌリンは、スーパーフードだった!

ここまでで「菊芋」の魅力、伝えられているでしょうか…?

ここからは、「菊芋」に含まれる「イヌリン」の効果について紹介していきたいと思います。

菊芋を使った食品

イヌリンとは、ゴボウやニンニク、タマネギやキクイモに含まれている水溶性(水に溶ける)食物繊維のことを言います。

水溶性食物繊維は人間の胃や腸で消化・吸収されにくい食物繊維であることが特徴です。

その中でも、イヌリンは体内でドロドロとしたゲル状に形を変え、大腸までまっしぐら!

ドロドロのゲルが腸内の不要物を優しく包み、綺麗に掃除してくれる、体内のお掃除屋さんなのです。

健康な写真

そして嬉しいことに、イヌリンは大きく分けて以下3つの働きをしてくれます。

  • 血糖値上昇抑制
  • 整腸作用
  • 中性脂肪低下

1つずつ説明していきますね。

①血糖値上昇抑制

先程、デンプンは人間の体内で「ブドウ糖」に変化し、人間が活動するためのエネルギーになるとお話しました。

小腸から血液中に吸収され、全身の細胞に広がることで人間のエネルギーとなります。

しかし血液中にブドウ糖が吸収されすぎると、人間の血糖値は急上昇してしまい、体に負担がかかってしまうことも。

そんな時、活躍してくれるのがイヌリンなのです!

イラスト

上記イラストの黄色で囲んだ部分をご覧ください。

イヌリンは、体内で姿を変えたドロドロのゲルが小腸内にある糖を包み込み、血液に吸収されることを防いでくれます。

血糖値の上昇を防いでくれるのです。

②整腸作用

下記イラストの右側、黄色で囲んだ部分をご覧ください。

小腸で糖を包み込んだイヌリンはそのまま大腸に送られたのち、ビフィズス菌という善玉菌のエサになります。

イヌリンを食べたビフィズス菌から「短鎖脂肪酸(SCFA)」と呼ばれる酸が生まれ、腸内の殺菌やバリア機能を高める働きをしてくれます。

イヌリンをエサにしたビフィズス菌が短鎖脂肪酸を生み、腸内環境を整えてくれるのです。

あぁ、すごい…。

イラスト

ちなみにこの短鎖脂肪酸、腸内を刺激してインスリンを生産することもできるんです。

インスリンは糖をエネルギーに変えてくれるホルモンなので、血糖値を下げる働きをしてくれます。

イヌリン最強!

③中性脂肪低下

中性脂肪とは血液中にある脂肪のことで、糖から作られたエネルギーが切れた時に使われる予備エネルギーとして体に蓄えられています。

中性脂肪は、体内に取り込まれたエネルギーが余ってしまった場合に蓄えられるのですが、蓄えすぎると血管を傷つけてしまうなど良くないことも。

そこで活躍するのが、先ほども登場した短鎖脂肪酸!

短鎖脂肪酸は食欲抑制ホルモンの分泌を促すと言われており、食べ過ぎや飲み過ぎを防ごうとする効果があります。

体内に入り込んだイヌリンが腸内のいろんな場所に影響を与え、お掃除をしてくれるのです。

菊芋ってスーパーフードだったんですね!

スーパーフード「菊芋」を摂取して、腸内環境を整えよう!

ここまで読み進めて下さり、ありがとうございます!

菊芋のもつ力、恐るべしでしたね…。

さて、ここまで読み進めて下さった皆様に、最後にお伝えしたいことがあります!

それは肝心の「菊芋」、どんな食べ方ができるのかということです。

ここからは「美観堂」で取扱いのある、「耕せファーム」さんの菊芋を使用した商品をご紹介していきます!

①「江尻さんのきくいも茶

耕せファーム』の江尻伸雄さんが手がける、無添加・100%きくいものお茶です。

香ばしいゴボウのような味わいが特徴のお茶で、飲みやすいようにティーパック入りのお茶に仕上げているので、いつでも気軽に菊芋が摂取できますよ!

ホッと一息つきたいときにもオススメの商品です。

江尻さんのきくいも茶(小)

②『江尻さんのきくいもチップス

こちらも『耕せファーム』の江尻伸雄さんが手がける、無添加・100%きくいものチップスです。

イヌリンは収穫後に含有量がどんどん落ちていくため、収穫したらすぐにスライス・乾燥・焙煎し、チップスにしています。

揚げていないので体にも優しく、どなたでも安心してお召し上がりいただけますよ!

江尻さんのきくいもチップス

その他にも、きくいも茶をアレンジして『菊芋ラテ』や『クッキー』としてお楽しみいただくこともできますよ!

美観堂』ホームページにアレンジレシピを掲載しているので、是非チェックしてみてくださいね!

皆様ご自身に合う方法で菊芋を摂取して、元気な夏を迎えてみてはいかがですか?

この記事を書いた人

長谷川由佳

東京生まれ東京育ち。旦那さんの転勤がきっかけで岡山県に移住。
2021年2月に『美観堂』に入社し、スタッフからは「ゆかりん」の愛称で親しまれています。
気になったことはとことん掘り下げるスーパー探究心の持ち主で、自ら商品ノートを作るほどの頑張り屋さん!美観地区が大好きで、週6ペースで探検しています。