こんにちは。
『美観堂』の新入社員・塩崎(ゆうぼー)です。
美観地区の素敵なお店をご紹介するコーナー。
今日は、『鳥焼酒房 鷭屋 BANYA(ばんや)』さんをご紹介します。
美観地区の蔵を改装した情緒あふれる空間で、国産地鶏を使った鶏料理が楽しめる居酒屋さん。
記事を書くにあたり、店長の藤原さんの元へ取材に行ってきましたよ!
現代版の番屋になる!美観地区の憩いの場を目指して
『鷭屋』さんや私たち『美観堂』がお店を構える美観地区には、倉敷川という川が流れています。
江戸時代、この倉敷川は、物資を運ぶ船が行き交う水上交易の場として重要な役割を果たしていました。
その時代に、舟を渡す船頭さんたちが休憩したり歓談したりしていた場所を「番屋」と呼びます。
「昔の船頭さんにとっての憩いの場・番屋があったように、今の美観地区にも、地元の人たちや観光客の方々がくつろぎ、楽しめる場所を作りたい」
そんな思いに、看板メニューの「鳥」を加えて「鷭屋」という名前にしたんだそうです。
席の位置と予熱まで計算し尽くした「焼き」
今回取材させていただいた、店長の藤原さんの担当は串焼き。
こだわりについて伺うと、このように話してくださいました。
串を焼くときは、お客さんの食べるスピードに加えて、席の位置も頭に入れています。
仕上がるぎりぎり直前の状態で焼きを止めて、お客さんのもとへ料理が届くときに予熱で火が通りベストな状態になるように心がけています。
見極めは難しいですが、お客様に1番おいしい状態を食べてほしいので。
おいしい串焼きを届けるために、それぞれの素材に合わせた焼き方とタイミングでの提供を追求しているんだそう。
そんな串に熱い藤原さんが、『鷭屋』さんに来たらマストで食べてほしいメニューを教えてくださいました。
6種すべてを注文する人続出。肉汁あふれるフワフワのつくね串
オススメメニューはつくね串。
店長の藤原さんが研究に研究を重ねた手ごね製法により、空気をたっぷり含ませることで、肉汁あふれるフワフワのつくねが出来上がります。
種類は全部で6種類。
常連さんの中には6種類すべて注文する人も多いんだそう。
せっかくなので、ひとつひとつご紹介します!
◆『月見つくね串』
一番人気の王道つくね串。
黄身の味が濃厚で、指でつまんでも割れない弾力性をもつ高級卵「宝夢卵(ホームラン)」が1個付いています。
多いときには1日200本以上も頼まれる大人気メニュー。
常連さんは、串を食べたあとに余ったタレとたまごを白ごはんにかけて、たまごかけごはんにするんだそう。
◆『チーズつくね串』
とろけるチーズをのせ、軽く炙ってブラックペッパーを振ったこってり系の串。
甘辛のタレとチーズが相性バツグンで、チーズ好きにはたまらないひと品です。
◆『明太つくね串』
辛子明太子をのせ、その上にさらに明太子ソースをかけたピリ辛串。
口に入れた瞬間ピリッと心地よい刺激がたまらない、ごはんとの相性も抜群のメニューです。
◆『おろしつくね串』
大根おろしにポン酢をかけて刻み大葉でさっぱり系に仕上げた、女性に人気のつくね串。
さっぱりしていて、いくらでも食べられちゃうこの串。
1人で複数本注文する女性も多いんだそう!
◆『しそ巻つくね串』
こちらもさっぱり系のつくね串。
大葉を巻きつけた上に、梅肉と刻んだ大葉がトッピングされています。
こってり系のつくね串と一緒に頼んで、こってりとさっぱりを交互に食べるのがおすすめ。
◆『塩わさびつくね串』
焼き塩をふり、わさびを塗って刻み海苔を散らしたつくね串。
わさびの辛味が癖になる、大人な味わいをお楽しみいただけます。
以上6種類のつくね串。
みなさんはどれが気になりましたか?
私は常連さんの真似をして、全種類頼んじゃおうかな、と思っています。笑
美観地区の中心、広い店内でゆっくりと。
『鷭屋』さんの店舗は、2階建て。
1階はテーブル席や掘りごたつ、お座敷、カウンター席など様々なタイプの席があり、2階にも20席分のお座敷が広がっており、席数は計80席もあります。
美観地区の中心に位置し、これだけ広いお店はあまりありません。
友人やカップル、ご家族で。
広々とした店内で、心ゆくまで自慢の鳥料理を味わってくださいね。
『鳥焼酒房 鷭屋(ばんや) BANYA』アクセス方法
JR倉敷駅より徒歩約12分。
美観地区の蔵を改装した2階建てのお店です。
〒710-0054 岡山県倉敷市本町1-32
TEL:086-426-4141
営業時間:月曜日〜金曜日 17:00〜23:00(L.O.22:30)
営業時間:土曜日・日曜日 11:00〜15:00(L.O.14:30)、17:00〜23:00(L.O.22:30)
定休日 : 不定休
※コロナウイルスの影響で営業時間を変更されている場合があります。
足を運ばれる際は、事前にご確認くださいませ。