こんにちは。
美観堂』の髙羽です。

美観地区の素敵なお店をご紹介するコーナー。
今日は私たち『美観堂』の姉妹店である『はれもけも』をピックアップします!

大人気の『しあわせプリン』を始め、シュークリーム、ジャースイーツなど、季節の美味しいスイーツを取り揃える小さなパティスリー。

幅広い年代の方に、愛されているお店です。

『はれもけも』のジャースイーツ
旬のものを使うことにこだわるジャースイーツ。季節によってラインナップが変わります。

『はれもけも』…?店名の由来

『はれもけも』店舗外観

お店のこだわりは2つ。

「すべて一から手づくりの自家製であること」。
「季節の旬のものを使うこと」。

水色ののれんが目印のお店は、美観地区のすぐそばにあります。

はれもけも…

呪文みたいやなぁと思った方がいらっしゃるかもしれません。

『はれもけも』のジャースイーツ

「ハレとケ」という日本人伝統の世界観、ご存知でしょうか?

「ハレの日」は、おめでたいお祝い事の日。
「ケの日」は、日常の日。

おめでたい日も、日常の日も、どちらの時も皆さんのそばにいられるようなお菓子屋さんでありたい。

そんな願いを込めて、『はれもけも』という、ちょっと変わった造語をお店の名前にしています。

2人のパティシエのご紹介

『はれもけも』スタッフ

左から、店長の「ちゃい」さん、「まみ太郎」、「さかたん」です。
※「さかたん」は2020年5月を持って卒業しました。

『はれもけも』パティシェ、ちゃいさん

まずは、店長のちゃいさん。

『はれもけも』オープンの前は、チョコレート専門店や祇園のフレンチレストラン、大規模な結婚式場・宴会場でパティシエと料理人としての腕を磨かれました。

2017年2月、奥さんの実家がある倉敷に地域おこし協力隊として赴任したことがきっかけで、うちの会社の仲間になりました。

ちゃいさんと「さん」づけで呼んでいますが、年齢は僕と同じ27歳。

すでにご結婚もされていて、娘さんもいらっしゃいます。
人として、リーダーとして、本当に素晴らしい方で、さんづけと敬語がやめられません。笑

ちなみに一番最近のちゃいさんのインスタ投稿を見てみたら、「海岸でのゴミ拾い」の写真でした。

『はれもけも』のパティシェ、まみ太郎

次は、まみ太郎。

専門学生時代に縁あって『はれもけも』でアルバイトすることになり、そこから新卒で入社しました。

しゃべり口調や雰囲気はとても柔らかい女の子。
ですが、実はとても負けず嫌いで涙もろい一面もあります。

バンド好きでライブに行くことが生き甲斐。
コロナ禍でライブに行けないと、このあいだ嘆いていました。

行動力もとてもあって、自分の大好きなバンドのライブに行ったとき、自分が焼いたお菓子をライブ終わりに差し入れに行って、そのことをバンドの公式Twitterで紹介してもらったエピソードも。

現在『はれもけも』は、以上のパティシエ2人と3名のアルバイトさんで切り盛りしています。

お店の中のご紹介

そんな『はれもけも』の店内は、1Fが厨房と販売スペース、2Fがイートインスペースになっています。

『はれもけも』イートインスペース

壁面の可愛らしいイラストは、鎌倉在住のアーティスト「かおかおパンダ」さんに描いてもらいました。

一面に敷き詰められた人工芝に、はれもけも専用のプレイリストが流れる店内は、居心地のよさバツグンです。

美観地区にいらした際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

たまに僕はここで仕事をしているので、もしかするとパソコンをカタカタしているやつがいるかもしれません。

おすすめ商品もいろいろ

僕自身よく『はれもけも』は利用するので、おすすめの商品も選びきれないくらいあるんですが、絞りに絞っていくつかご紹介します。

『はれもけも』のジャースイーツ

まずは、『ジャースイーツ』。

ジャースイーツとは、瓶(ジャー)に入った「持ち運べるパフェ」をイメージしていただければOKです。

はれもけもでは季節の旬のものを使うことにこだわり、ジャースイーツを手作りしているので、メニューも季節によってさまざま。

大原美術館をバッグに『ジャースイーツ』の記念撮影

テイクアウトで購入していただき、美観地区をバックに写真も取りながら、倉敷川のほとりで召し上がっていただくのも、おすすめです。

つぎは、『はれのひシュークリーム』。

サックサクのシュー生地に、甘すぎない絶妙なクリームが「これでもか!」と入っています。

姉妹店補正抜きで、個人的に今までで食べたシュークリームで1番好きです。

はれのひシュークリーム

こちらは、『美観堂』と『はれもけも』の姉妹店『カフェ有鄰庵』の看板メニューでもある『しあわせプリン』。

すっかり倉敷名物になったこのプリン、うちでお出ししているものは『はれもけも』の店長ちゃいさんがレシピを考案したものなんです。

カフェ有鄰庵』ではイートインのみでのご提供ですが、『はれもけも』ではテイクアウトも可能です。

これは、『もんげーバナナのインペリアルケーキ』。

岡山県産の無農薬でつくられた『もんげーバナナ』をふんだんに使った、店長ちゃいさん渾身の自信作です。

無農薬だからこそ食べれる皮は、コンフィチュールにしてケーキ上部にのせて焼いています。

ひと切れで、ティータイムがとても贅沢になりますよ。

『はれもけも』のクッキー

ほかにも、ご紹介したい商品はたくさんあるのですが、この記事には書ききれないので、ぜひ『はれもけも』のinstagramをチェックしてみてください。

あ、そうだ。
最近『はれもけも』がnoteをスタートさせました。

ご自宅でも試せるレシピや、おすすめ食材、パティシエたちのパーソナルなお話まで、いろいろ書く予定とのこと。

いち『はれもけも』ファンとして、ぼくも楽しみです。

『はれもけも』アクセス方法

JR倉敷駅より徒歩約8分。
倉敷美観地区のすぐ近く、えびす商店街の中にあります。

〒710-00556 岡山県倉敷市阿知2-17-16
TEL:086-486-5002
営業時間:13時〜17時(6月26日現在、時間短縮で営業しています)
定休日:月曜日、火曜日(6月中)
※7月以降、定休日は月曜日のみとなる予定です。

この記事を書いた人

高羽開

美観地区の古民家で暮らす27歳 。
学生時代は東南アジアのゲストハウスを転々とした旅好きで、サーフィンとウクレレの後の飲酒をこよなく愛しています。