こんにちは。
『美観堂』をやっている『株式会社行雲』の代表をしている犬養といいます。
(『美観堂』の責任者もやってます)
僕が今日ご紹介するお店は、以前に自分で書いた「コーヒースタンド」や「トラットリア蕎麦屋」と同様に「ここは自分が書くよ!」と手を挙げたお店です。
なぜなら、僕自身がここが美味しいことをよく知っていて、すんなり書けるからです。
「おいしい」ということは料理店としての最大の価値
僕自身、食べること、お店に行くことは大好きです。
その原動力にあるのは、「未知のお店と料理を知るのって楽しい!」という好奇心。
少しでも時間をつくって、あるいは普段行かない土地に行って、カフェからフレンチ、日本料理まで、いろんなお店に行くのを楽しみとしてます。
普段からそうなので、うちの会社がある美観地区の周辺のお店は特に、仕事の意味合いも込めてなるべくすべて行くようにしています。
そこにはマーケティング的な意味合いも含まれていて、「ああ、この場所でこういう狙いでお店をされているのか」と勉強になることも多々あります。
そんな僕が、美観地区のまわりに数多くあるお店の中でリピートして通うお店の一つが、この『瀬戸内海鮮料理 白壁』さんです。
なぜなら、シンプルに「ちゃんと美味しい」から。
美味しいというのは、ほんと料理店としての最大の価値だなあと思うんです。
第一印象は、「生け簀!」
この『白壁』さんに初めて行った日。
ファーストインプレッションは、「生け簀!!」でした。
階段を下っていってお店に入ると、生け簀が広がってるんですよね。
それもかなり大きい、子どもが入って遊べそうなやつが。
(入ってはダメです)
正直なところ、これを見て僕は「あ、プレゼンテーション重視のお店なのかな」と思ってしまったんです。
ところが、お料理をいただいて「美味しい!」と、その偏見はただちに覆されました(お恥ずかしい話です…)。
「瀬戸内海で水揚げされた新鮮な魚介を泳がせ、さばきたてを食べていただきたい」
そうしたお店の思いがあること、その味を体験したらしっかりと分かります。
珠玉の粋に達した焼きおにぎりが絶品
『白壁』さんのイチオシ料理をご紹介します。
それが「焼きおにぎり茶漬け」。
焼きおにぎりと、漬物と大葉、白胡麻、一番上にはいくらの醤油漬け。
そして吸い地は、鰹と昆布でとった少し濃いめもの。
焼きおにぎりが、もはや芸術品のように昇華された一品…!
ご飯の締めにこれを食べたら、口から鼻腔にかけてこうばしい香りに包まれ、幸福度が半端ありません。
新鮮な魚介やお肉、野菜と、それを活かす料理人の腕。
ともすれば当たり前のような言葉になってしまいますが、それが『白壁』さんの魅力であることは疑いようがありません。
なお、お野菜は地元の連島れんこんや連島ごぼう、岡山の特産である黄ニラ。
日本酒は岡山ならではの銘柄を50以上、そして岡山県産の果実酒と、地元にたしかな目を向けて優れた食材を仕入れていらっしゃいます。
美観地区にお越しの際は、ぜひ生け簀の横で『白壁』さんのお料理を堪能してみてくださいね。
『瀬戸内海鮮料理 白壁』アクセス方法
JR倉敷駅より徒歩約3分。
『倉敷ステーションホテル』の地下1階にあります。
〒710-0055 岡山県倉敷市阿知2-8-1
TEL:050-3467-5005
営業時間:昼食11:00~14:00(L.O.13:30)、夕食17:00~21:00(L.O.20:30)
定休日 :年中無休
※コロナウイルスの影響で営業時間を変更されている場合があります。
足を運ばれる際は、事前にご確認くださいませ。