こんにちは。
美観堂』の瀬戸です。

美観地区の素敵なお店をご紹介するコーナー。
今日は、隠れ家カフェ『2MUG(にまぐ)』さんをご紹介します。

お店があるのはアパレルショップを抜けた先。隠れ家カフェ『2MUG』

今年の3月にオープンしたばかりのカフェ『2MUG』さん。

美観地区で働く私も、実は今まで行ったことがなかった新しいお店です。

倉敷川が流れる美観地区のメイン通りから一本入った本町通りにお店があります。

このいと紡

入り口は、インディゴ染めのストールやニットを扱うアパレルショップ『このいと紡 tsumugu』さん。

このお店を奥に抜けると開けた中庭があります。
その先にあるのが、『2MUG』さんです。

2mug外観

別のお店を通過するという、ちょっと変わった造りのお店です。

取材に行かせてもらった日は快晴。

通りに面した『紡』さんから『2MUG』さんまで開け放たれた扉を風が通り抜け、中庭横に生い茂った緑をカサカサとやさしく揺らします。

とても心地良い空間でした。

2mug外観

また、歴史を感じる古民家の梁や柱と、モダンな雰囲気の真鍮のカウンターが一緒になった店内は、古いものと新しいものが共存し、美観地区らしさを感じます。

中庭には大きなウッドデッキが敷かれ、広々フラットなお店の造りはベビーカーを押すお子様連れのお客様にも喜ばれるそうです。

テイクアウトも可!おすすめは岡山の旬を味わえるふわふわオムレット

2mugオムレット

今回取材の対応をしてくださった店長・早川さんのおすすめは、ふわふわの生地のオムレット。

軽い食感のオムレットの生地と甘さ控えめのクリームは一瞬でぺろりといけちゃいます。

また、『2MUG』のオムレットはテイクアウトができるのも特徴のひとつです。

岡山は、気候が温暖で1年中おいしい果物が食べられるフルーツ王国。
美観地区は、江戸時代の町並みが今も残る美しいまち。
観光客の方々には、この2つを目一杯楽しんでほしいんです。

「お客さんに、岡山や美観地区の価値を最大限感じてほしい」という思いで、旬のフルーツと食べ歩きをかけ合わせ、早川さんが今の形のオムレットを考案したんだそう。

2mugオムレット

オムレットに使うフルーツは早川さんが自ら岡山の農家さんに足を運び、旬の物を仕入れるのがお店のこだわり。

また、卵や牛乳、米粉は地元産の厳選素材を使い、お砂糖は「てんさい糖」というカラダを冷やさないお砂糖を使用するなど、おいしいだけじゃない、カラダへの配慮も大切にされています。

焼き菓子

自家製フルーツシロップをつかったソーダやジンジャーエールなど、ドリンクのラインナップも豊富で、レジ横には手作りの焼き菓子も置いています。

私のおすすめは『カシューナッツと胡椒(コショウ)のクッキー』。
胡椒のピリッとした風味とナッツの食感が絶妙で、ワインやブランデーにも絶対に合うおつまみ系のクッキーでした。

岡山生まれオムレット×美観地区=映えです

インスタ映え

取材後、20歳のアルバイトスタッフ『てぃも』と一緒に、三十路の私は倉敷川沿いで写真撮影会をしてから、オムレットを食べました。

気持ちのいい店内でゆっくり食べるのもいいですが、オムレットを片手に美観地区散策をすることをおすすめします。

ぜひ、美しい街並みを背景に、1枚映え写真を撮ってから、お召し上がりください。

店長・早川さんの好きが詰まったお店へ。観光の際にぜひいらしてください

2mug×美観地区

オープンして間もなく、コロナの流行に直面した『2MUG』さん。
それでも、店長の早川さんは毎日を楽しんで過ごしてらっしゃいます。

今のカフェをやってて、なんだかんだほんとに毎日楽しいんですよ。
自分が「すき!つくりたい!」って思ったお菓子を出してて。
お客様に「オススメは?」と聞かれると「どれもオススメなんですよね」って全部の商品を説明しちゃうんです。
はやく、コロナが終息して皆さんに来て頂きたいです!

美観地区にお越しになった際は、明るく気さくな店長・早川さんに会いに、ぜひ『2MUG』さんへいらっしゃってください。
そして、オムレットを片手に美観地区を散策してみてくださいね。

『2MUG(にまぐ)』アクセス方法

JR倉敷駅より徒歩約14分。
アパレルショップ『紡このいとtsumugu』さんの奥です。

〒710-0054 岡山県倉敷市本町10-3
TEL:080-4558-0076
営業時間:11:00〜17:00(L.O.16:30)
定休日 : 火曜日
※8月17日現在、コロナウイルスの影響により臨時休業中です。
再開の情報については、Instagramよりご確認くださいませ。

この記事を書いた人

瀬戸 珠実

倉敷市児島出身。 グアムでブライダルの仕事をしたあと、帰国して日本旅館で働き、2014年から3年間オーストラリアでも働いていたという面白いキャリアの持ち主です! 日本に帰ってきてから地元の魅力を発信する仕事がしたいと考えるようになり、『美観堂』のある『株式会社行雲』に仲間入りしました。好きなものはヨガとお酒!