こんばんは。
美観堂』の新入社員、塩崎です!

美観地区の素敵なお店をご紹介するコーナー。
今日は、世界初のデニム専門店である『InBlue(インブルー)』さんをご紹介します。

デニム生地

突然ですが、「デニム」と聞いて、みなさんはどんなイメージを持たれますでしょうか。

私の頭に浮かんだのは、「発祥は作業着」「履けば履くほど硬い生地が馴染む」「履けば履くほど色が落ちる」。

みなさんの中でも私と同じ印象を持っている方、多いんじゃないでしょうか?

でも、今日ご紹介する『inBlue』さんのデニムスーツはひと味もふた味も違っていたんです。

世界初のデニムスーツ専門店

デニムスーツ専門店

株式会社ナッシュさんが運営する『inBlue』さんは、デニムスーツの専門店としては世界ではじめてのお店。

ナッシュさんは、もともとは30年以上続いた「デニムの専門生地屋」。
そのバックグラウンドを活かし、デニムスーツに使用される生地は全てオリジナルだそう。

雑誌や新聞などのメディアにも多数掲載されており、デニムスーツの代名詞的存在になんです。

『inBlue(インブルー)』さんのデニムスーツができるまで

『inBlue』さんのデニムスーツができるまで

2000年代前半、人気だったのは色落ちや破れを施した「ビンテージジーンズ」。

「そういえば、わざとぼろぼろに加工した物がなぜ良いんだろう?」
「きれいなデニムもきっとカッコいいに違いない」

それまで長年にわたりデニムに携わってきたナッシュの前社長の光本さんが、ふと疑問に思ったことがInBlueのスーツづくりのきっかけでした。

「色落ちのしないデニムなんて」と言われるほど当時は色落ちが主流で、業界からは取り持ってもらえず。

ならば自分でやろう!と決心した光本社長は、自社の生地を改良し、スーツに合うデニムづくりを始めました。

どうやったら薄くなるのか。
軽くなるのか。
光沢が出るのか。

試行錯誤を繰り返して生まれた生地が、『エバーブルーデニム』なんです。

エバーブルーデニムとは?

デニムスーツ

『inBlue』さんのスーツの多くには、上品な雰囲気を残しつつ色落ちしにくい、『エバーブルーデニム』という名の生地を使用しています。

『エバーブルーデニム』の特徴は、色落ちしにくく、インディゴの深い色を長く楽しむことができること。

それと、デニムとは思えない薄くて柔らかいことも大きな特徴。

非常に薄く柔らかい生地に一度触れれば、デニムに対する概念が180度覆るはずです。

着るほどに光沢感が増し、いつまでもしなやかで上質なままで着続けることができます。

『inBlue(インブルー)』さんのこだわり

inBlueさんのこだわり

『inBlue』さんのスーツは全て、注文を受けてから作るオーダーメイド。

縫製に関しても国内最高評価の「3つ星認定工場」で行っており、その圧倒的な着心地の良さにもきっとご満足いただけると思います。

「シックでありながら遊び心を表現できるもの、品性を備えながら若々しくいられるスタイルであって欲しい」
「ジーンズに親しんできた人に、ジーンズ以外のデニムの魅力を知ってもらい、オシャレな大人の着こなしを楽しんでもらいたい」

そんな願いを込めて、『inBlue』さんのデニムスーツは、ひとつひとつ、こだわって作られています。

コロナ禍でも変わらずオーダーメイド

こだわり

『inBlue』さんが一番大切にしているのは、お客様とのコミュニケーション。

「お客様にとって最高の一着を一緒に作ることはもちろん、その過程も素敵な思い出になれば….」

コロナの影響で店頭での採寸作業などができなくなった今、お客様が安心してオーダーできるよう、ビデオ通話(zoom/skype)によるリモートでの注文ができるようになりました。

『inBlue(インブルー) 倉敷店』ご紹介

美観地区のお店

『inBlue』さんは2007年に美観地区にオープン。
店舗は築300年の蔵をリノベーションしたものです。

通りからすこし奥に入ったところにあるので、知る人ぞ知る隠れ家みたいな雰囲気があってわくわくします。

inBlue

お店の中に入ってみると、歴史ある蔵の趣は残しながら、モダンなデニムスーツが織りなす独特な世界観が広がっています。

デニムスーツは、無地、ストライプ、チェックなど生地のデザインもさまざま。
一着一着、ボタンやステッチの色なども違うので、見ていて発見がいっぱいです。

私は今までスーツを買ったのは就活用のスーツだけ。
会社では私服なのでスーツには疎いのですが、「スーツって楽しい…!」って初めて思いました。

『inBlue(インブルー) 倉敷店』アクセス方法

JR倉敷駅より徒歩15分。
『林源十郎商店』さんの門を抜け、小道を進んだ1番奥の蔵がお店です。

〒710-0055 岡山県倉敷市阿知2丁目23-9-3(林源十郎商店内)
TEL:086-441-5070 
営業時間:10時~18時
定休日 : 月曜日(祝日の場合翌火曜日)
※コロナウイルスの影響で営業時間を変更されている場合があります。
足を運ばれる際は、事前にご確認くださいませ。

この記事を書いた人

塩崎由歩

広島県出身。2020年に新卒で『株式会社行雲』に仲間入りしたショートヘアがトレードマークの23歳。
スタッフからは「ゆうぼー」と呼ばれ、カフェではいつも笑顔で動き回っています!
漫画、星のカービィ、ガチャガチャ、生エビのお寿司、水羊羹など...好きなものがいっぱい。
憂鬱なことがあると「ハッピー・ジャムジャム」を踊って乗り越えています。