文具や雑貨好きにファンが多い、カラフルな柄がプリントされたマスキングテープ。
この度、倉敷美観地区の中心でゲストハウスとカフェを運営する、有鄰庵(ゆうりんあん)のオリジナルマスキングテープが出来上がりました。

元々工業用製品だった、マスキングテープ(以下マステ)。
「mt(エムティー)」という名のもと、ポップで可愛い柄のマステを日本で最初に発売したのは、カモ井加工紙株式会社。
本社は岡山県倉敷市にあります。
和紙で作られた日本独自のマステは、外国製のものと比べて薄く強度があり、粘着力にすぐれ、綺麗にはがれのり残りしないなどの、長年培ってきた粘着技術が世界中で認められているそう。
今では様々なお店で見かけるようになった柄の種類が豊富なマステは、実は倉敷が発祥の地なんですよ。
美観地区にも、マステを取り揃えるお店がたくさんあります。
時には、大原美術館がマスキングテープでおめかししたことも。
そんな、倉敷と縁が深いマステ。
デザインが得意なゲストハウス女将がリーダーとなり、
「有鄰庵オリジナルのマステを作ろう!」という計画が始まりました。
まずは、どんな柄にしようか・・・と、スタッフ皆でアイデアを出し合いました。
数々の案が浮かんだ中から、「いぐさ」「古民家」「卵かけご飯」の3種類に決定。
『伝統のいぐさ柄』

有鄰庵の姉妹店である、「ゲストハウスいぐさ」。
倉敷市のお隣、早島町にあります。
早島町はかつて、畳の表面に使われる “い草”の日本一の生産地でした。
しかし、生活様式や周辺地域の社会環境の変化によりい草栽培は衰退していき、2000年には栽培農家がゼロになり、早島町を代表する伝統産業は途絶えてしまいました。
「ゲストハウスいぐさ」は、ゲストハウスの運営と共に、い草栽培を復活させるため町内の栽培経験者の指導と協力を仰ぎながら、い草栽培にも取り組んでいます。

ゲストハウスいぐさのスタッフが手織りした、い草のコースターをモチーフに、こちらの柄は作られています。
テープとしてデザインするにあたり、一番可愛い見え方になる織り柄を選びました。
い草らしい落ち着いた配色でありながら、濃い紫色のスパイスが効いています。
『古民家の一日の移ろい』

年間に世界52カ国以上から4,000人が訪れる、ゲストハウス有鄰庵。
その日出会った人との交流を大切にしながら、美観地区を庭のように楽しんでもらえる宿を目指しています。

有鄰庵外観の写真を、ぼかしたり、色を足したり・・・と加工し、こちらの柄が作られました。
よく見ると、看板の文字まで再現されています。
写真をベースにすることで、精巧かつ温かみのある仕上がりに。
朝焼け・青空・夕暮れ・夜空と、一日の流れが感じ取れる背景のグラデーションがとっても綺麗です。
古民家と馴染むようデザインされた空の絵柄は、浮世絵をお手本にしています。
さらに、細やかな色使いを活かすべく、他の2種類よりも少し広めのテープ幅を選びました。
『みんな大好きたまごかけごはん』

連日長蛇の列ができる、有鄰庵カフェの大人気メニュー「たまごかけご飯」。
カフェスタッフの「たまごかけご飯をストーリーにしたら?」というアイデアから、こちらの柄が生まれました。
鶏が卵を産んで、割った卵を熱々のご飯にかけて・・・と、テープの中に物語が表現されています。
上下に焦げ茶色のラインを入れることで、可愛らしくなりすぎず、映画のフィルムのような雰囲気になりました。
絵柄のうちのひとつ、ビンと壺の中身は「黄ニラしょうゆ」。
有鄰庵カフェで味わえるたまごかけご飯の美味しさの秘密は、この黄ニラしょうゆ。

岡山県特産の高級食材である黄ニラを贅沢に使って作られた、甘めのだし醤油です。
美観地区を訪れた際には、ぜひご賞味ください。
以上3種類の絵柄デザインも、ゲストハウス女将である畑上(はたがみ)さんが行いました。
畑上さんは都内の美術大学でコミュニケーションに関するデザインを学んだ後「デザインのチカラは首都圏ではなく地方のほうが活かせるのでは?」と感じ、約2年前に有鄰庵へやってきました。
「地方の魅力を“デザイン”という形で伝えていくためには、より人と近い場所でのコミュニケーションが大切だ」と考え、有鄰庵という場所や働き方に興味を持ったそうです。
「面接の段階から『有鄰庵オリジナルのグッズ、作れたらいいですね』という話をしていたので、本当に実現できたことにはびっくりしています。
マステの発祥が倉敷であることは働き始めてから知ったのですが、誰の手にも取りやすいしオリジナリティも出せるし、『倉敷』を発信する有鄰庵のグッズとしてはごく自然でぴったりだと思っていました。」
「できる限り、スタッフみんなの気持ちを込められるように。
倉敷と有鄰庵、それぞれの魅力を伝えられるものであるように。
そしてお客様はもちろん、スタッフにも愛されるように。
このマステを手に取ってくださった方に、ちょっとでも心に留まることがあれば嬉しいです。」
先述したカモ井加工紙株式会社に製作をお願いし、ついに出来上がった有鄰庵オリジナルマステ。
待ちに待ったオリジナルマステに、スタッフ皆「可愛い〜!!」と歓声を上げました。

マステ好きな方は新しい仲間として、もちろん今までマステに馴染みが無かった方も、
ノートをデコレーションしたり、手帳に貼ったり、ラッピングに使ったり・・・楽しんでお使いくださいね。
この度、倉敷美観地区の中心でゲストハウスとカフェを運営する、有鄰庵(ゆうりんあん)のオリジナルマスキングテープが出来上がりました。

元々工業用製品だった、マスキングテープ(以下マステ)。
「mt(エムティー)」という名のもと、ポップで可愛い柄のマステを日本で最初に発売したのは、カモ井加工紙株式会社。
本社は岡山県倉敷市にあります。
和紙で作られた日本独自のマステは、外国製のものと比べて薄く強度があり、粘着力にすぐれ、綺麗にはがれのり残りしないなどの、長年培ってきた粘着技術が世界中で認められているそう。
今では様々なお店で見かけるようになった柄の種類が豊富なマステは、実は倉敷が発祥の地なんですよ。
美観地区にも、マステを取り揃えるお店がたくさんあります。
時には、大原美術館がマスキングテープでおめかししたことも。
そんな、倉敷と縁が深いマステ。
デザインが得意なゲストハウス女将がリーダーとなり、
「有鄰庵オリジナルのマステを作ろう!」という計画が始まりました。
まずは、どんな柄にしようか・・・と、スタッフ皆でアイデアを出し合いました。
数々の案が浮かんだ中から、「いぐさ」「古民家」「卵かけご飯」の3種類に決定。
『伝統のいぐさ柄』

有鄰庵の姉妹店である、「ゲストハウスいぐさ」。
倉敷市のお隣、早島町にあります。
早島町はかつて、畳の表面に使われる “い草”の日本一の生産地でした。
しかし、生活様式や周辺地域の社会環境の変化によりい草栽培は衰退していき、2000年には栽培農家がゼロになり、早島町を代表する伝統産業は途絶えてしまいました。
「ゲストハウスいぐさ」は、ゲストハウスの運営と共に、い草栽培を復活させるため町内の栽培経験者の指導と協力を仰ぎながら、い草栽培にも取り組んでいます。

ゲストハウスいぐさのスタッフが手織りした、い草のコースターをモチーフに、こちらの柄は作られています。
テープとしてデザインするにあたり、一番可愛い見え方になる織り柄を選びました。
い草らしい落ち着いた配色でありながら、濃い紫色のスパイスが効いています。
『古民家の一日の移ろい』

年間に世界52カ国以上から4,000人が訪れる、ゲストハウス有鄰庵。
その日出会った人との交流を大切にしながら、美観地区を庭のように楽しんでもらえる宿を目指しています。

有鄰庵外観の写真を、ぼかしたり、色を足したり・・・と加工し、こちらの柄が作られました。
よく見ると、看板の文字まで再現されています。
写真をベースにすることで、精巧かつ温かみのある仕上がりに。
朝焼け・青空・夕暮れ・夜空と、一日の流れが感じ取れる背景のグラデーションがとっても綺麗です。
古民家と馴染むようデザインされた空の絵柄は、浮世絵をお手本にしています。
さらに、細やかな色使いを活かすべく、他の2種類よりも少し広めのテープ幅を選びました。
『みんな大好きたまごかけごはん』

連日長蛇の列ができる、有鄰庵カフェの大人気メニュー「たまごかけご飯」。
カフェスタッフの「たまごかけご飯をストーリーにしたら?」というアイデアから、こちらの柄が生まれました。
鶏が卵を産んで、割った卵を熱々のご飯にかけて・・・と、テープの中に物語が表現されています。
上下に焦げ茶色のラインを入れることで、可愛らしくなりすぎず、映画のフィルムのような雰囲気になりました。
絵柄のうちのひとつ、ビンと壺の中身は「黄ニラしょうゆ」。
有鄰庵カフェで味わえるたまごかけご飯の美味しさの秘密は、この黄ニラしょうゆ。

岡山県特産の高級食材である黄ニラを贅沢に使って作られた、甘めのだし醤油です。
美観地区を訪れた際には、ぜひご賞味ください。
以上3種類の絵柄デザインも、ゲストハウス女将である畑上(はたがみ)さんが行いました。
畑上さんは都内の美術大学でコミュニケーションに関するデザインを学んだ後「デザインのチカラは首都圏ではなく地方のほうが活かせるのでは?」と感じ、約2年前に有鄰庵へやってきました。
「地方の魅力を“デザイン”という形で伝えていくためには、より人と近い場所でのコミュニケーションが大切だ」と考え、有鄰庵という場所や働き方に興味を持ったそうです。
「面接の段階から『有鄰庵オリジナルのグッズ、作れたらいいですね』という話をしていたので、本当に実現できたことにはびっくりしています。
マステの発祥が倉敷であることは働き始めてから知ったのですが、誰の手にも取りやすいしオリジナリティも出せるし、『倉敷』を発信する有鄰庵のグッズとしてはごく自然でぴったりだと思っていました。」
「できる限り、スタッフみんなの気持ちを込められるように。
倉敷と有鄰庵、それぞれの魅力を伝えられるものであるように。
そしてお客様はもちろん、スタッフにも愛されるように。
このマステを手に取ってくださった方に、ちょっとでも心に留まることがあれば嬉しいです。」
先述したカモ井加工紙株式会社に製作をお願いし、ついに出来上がった有鄰庵オリジナルマステ。
待ちに待ったオリジナルマステに、スタッフ皆「可愛い〜!!」と歓声を上げました。

マステ好きな方は新しい仲間として、もちろん今までマステに馴染みが無かった方も、
ノートをデコレーションしたり、手帳に貼ったり、ラッピングに使ったり・・・楽しんでお使いくださいね。
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