「温かみのあるガラス」に出会ったことがありますか?
手にすれば、しっくり馴染む。
機械でつくる均一大量生産とはちがう、手仕事の跡が息づいたガラスです。
倉敷市粒江にて、小谷栄次さんがつくる『倉敷ガラス』をご紹介します。
「毎日使いたくなる手仕事のコップを吹いてくれないか」
『倉敷ガラス』をご存知でしょうか?
その始まりは、今から約50年前の昭和39年。
当時、輸出用のクリスマスツリー飾りとしてガラス玉を作っていた栄次さんの父・小谷眞三(しんぞう)さんの元に、『倉敷民藝館』の初代館長・外村吉之介さんが訪れたのがきっかけです。
「機械でつくったグラスで水を飲むと心まで冷たくなる。毎日使いたくなる手仕事のコップを吹いてくれないか」と吉之介さん。
その手には、メキシコグラスが握られていました。
当時の倉敷は、「民藝運動」の真っ盛り。
※暮らしの中で使われてきた日用品の中に美しさを見出そうとする運動。
この流れの中で、メキシコグラスの美しさに心を奪われた吉之介さんが、これを倉敷で生み出せる人はいないかと、眞三さんを見つけ出したのでした。
この日をきっかけに、父・眞三さんの挑戦が始まります。
独学で編み出した『スタジオ・グラス』の手法
たった一つのメキシコグラスを片手に、試行錯誤する日々。
眞三さんは実験を繰り返しつつも、やっとの思いで、『スタジオ・グラス』という手法を生み出します。
それは、一つの工房にて、たったひとりで全ての工程をなし得る新しいスタイル。
これまで複数人のチームでしか作れなかった吹きガラスに、大きな革命をもたらすものでした。
▲眞三さんの長男・栄次さんも同じ技を受け継いでいらっしゃいます
その手法は民藝運動の追い風を受け、海外にまで届くことに。
日本の職人が一人でやり抜く『スタジオ・グラス』は、ヨーロッパをはじめ、世界のガラス関係者に驚きをもって迎えられました。
その温かみのある美しさは、国際的陶芸家・バーナードリーチや棟方志功をも魅了したそうです...!
世界でただ2人。父と子がつくる『倉敷ガラス』
『倉敷ガラス』は、小谷眞三さんと息子の栄次さん。
この二人が生み出すガラスのみを称したものです。
「見て盗み自分のものにせよ」という教えの元、30年前に弟子入りした栄次さん。
毎日深夜まで黙々と作り続け平成5年、『倉敷ガラス 眞三・栄次父子展』きっかけに、自身のガラス製品を『倉敷ガラス』として世に出せるようになりました。
お父様の技を受け継ぎながらも、全く同じものではありません。
「私はその時々で暮らしにあったもの、誰にでも使ってもらえるものを作り出したい」と話されるように、栄次さんは " 普段につかえる食器 " であることを大切にされています。
『倉敷ガラス』の魅力
完成したコップには、職人の手仕事の跡が息づいています。
◆暮らしに馴染む、温かな使い心地
飾って眺めるものではなく、普段の暮らしで使ってもらいたい。
そのため、『倉敷ガラス』では、"手に持ったときの重さ" を大切にしています。
軽すぎて不安になったり、重すぎて使いづらさを感じない、しっくりと馴染む絶妙なバランス。
また、飲みやすいようにコップの縁が少し薄いのも、嬉しい気遣いです。
◆光を柔らかく受け止める「モール」の模様
表面に息づくひねり模様。
これは『倉敷ガラス』独特の「モール」と呼ばれるもので、針金を巻かれた缶の型の中に、ガラスを膨らませることで描かれます。
テーブルに置けば光を受け止め、絶妙な陰影をもたらす「モール」。
手仕事でつくられているため、同じ模様は一つとしてないんですよ。
◆小さな気泡とポンテ
コップの中に入り込んだ、小さな気泡の数々。
機械を使わない、職人の口吹きだからこそ入り込んだ、『倉敷ガラス』のもう一つの模様です。
飲み物を注げば、その中で小さな星が瞬いているように見えて、また一層愛着が...!
また、底にできた丸い跡は『ポンテ』と呼ばれるもので、吹き竿から別の竿に移す際にできるものだそう。
このコップひとつに入り込んだ数々の手仕事の跡が、" ガラスなのに温かい " 不思議な感覚をもたらしてくれます。
オススメの使い方
◆お水や牛乳を注いで目覚めの一杯を
起きたての身体を驚かさない温かみのあるコップは、朝から大活躍。
コポコポとお水を注いで、ゆっくりと1日をスタートさせてください。
お水だけでなく、もちろん他の飲み物でも。
中には「栄次さんのコップで飲む牛乳が美味いんです」と、朝の牛乳用として使われている方もいらっしゃるそうですよ。
◆氷や炭酸水を注いで清涼感アップ
炭酸水の泡と『倉敷ガラス』の気泡、そしてモールの模様があいまって、他のコップにはない爽やかな清涼感を感じさせてくれます。
お風呂上がりや夏の一杯に、またウイスキーや焼酎のロックにもオススメです。
◆慌ただしい時こそ、『倉敷ガラス』を
手に持つと心がほっとする『倉敷ガラス』。
程よい厚さの飲み口はやさしく、慌ただしい心持ちを、じんわり解してくれる気がします。
いつもの日常はもちろん、嫌なことがあったときや疲れたときこそ、ぜひこのコップを手にとってください。
慌ただしかった時間にひと呼吸、安心感が宿りますよ。
贈り物に、ギフトボックスもございます
350円(税込)追加で、『陶器用ギフトボックス』に入れてお届けいたします。
ご希望の方は商品と一緒に、下記ページよりボックスをご購入くださいませ。
陶器用ギフトボックス | 美観堂
『倉敷ガラス 小谷栄次 コップ中』商品詳細
●サイズ
直径7.5cm×高さ9.0cm
●重さ
190g
●容量
190ml(八分目)
●備考
・手仕事によるものですので、サイズ・気泡の入り方・モールの模様に個体差があります。
・耐熱ガラスではないため、熱いものを注ぐと破裂しますのでご注意ください。
・食器洗い機、電子レンジはお使いいただけません。
手にすれば、しっくり馴染む。
機械でつくる均一大量生産とはちがう、手仕事の跡が息づいたガラスです。
倉敷市粒江にて、小谷栄次さんがつくる『倉敷ガラス』をご紹介します。
「毎日使いたくなる手仕事のコップを吹いてくれないか」
『倉敷ガラス』をご存知でしょうか?
その始まりは、今から約50年前の昭和39年。
当時、輸出用のクリスマスツリー飾りとしてガラス玉を作っていた栄次さんの父・小谷眞三(しんぞう)さんの元に、『倉敷民藝館』の初代館長・外村吉之介さんが訪れたのがきっかけです。
「機械でつくったグラスで水を飲むと心まで冷たくなる。毎日使いたくなる手仕事のコップを吹いてくれないか」と吉之介さん。
その手には、メキシコグラスが握られていました。
当時の倉敷は、「民藝運動」の真っ盛り。
※暮らしの中で使われてきた日用品の中に美しさを見出そうとする運動。
この流れの中で、メキシコグラスの美しさに心を奪われた吉之介さんが、これを倉敷で生み出せる人はいないかと、眞三さんを見つけ出したのでした。
この日をきっかけに、父・眞三さんの挑戦が始まります。
独学で編み出した『スタジオ・グラス』の手法
たった一つのメキシコグラスを片手に、試行錯誤する日々。
眞三さんは実験を繰り返しつつも、やっとの思いで、『スタジオ・グラス』という手法を生み出します。
それは、一つの工房にて、たったひとりで全ての工程をなし得る新しいスタイル。
これまで複数人のチームでしか作れなかった吹きガラスに、大きな革命をもたらすものでした。
▲眞三さんの長男・栄次さんも同じ技を受け継いでいらっしゃいます
その手法は民藝運動の追い風を受け、海外にまで届くことに。
日本の職人が一人でやり抜く『スタジオ・グラス』は、ヨーロッパをはじめ、世界のガラス関係者に驚きをもって迎えられました。
その温かみのある美しさは、国際的陶芸家・バーナードリーチや棟方志功をも魅了したそうです...!
世界でただ2人。父と子がつくる『倉敷ガラス』
『倉敷ガラス』は、小谷眞三さんと息子の栄次さん。
この二人が生み出すガラスのみを称したものです。
「見て盗み自分のものにせよ」という教えの元、30年前に弟子入りした栄次さん。
毎日深夜まで黙々と作り続け平成5年、『倉敷ガラス 眞三・栄次父子展』きっかけに、自身のガラス製品を『倉敷ガラス』として世に出せるようになりました。
お父様の技を受け継ぎながらも、全く同じものではありません。
「私はその時々で暮らしにあったもの、誰にでも使ってもらえるものを作り出したい」と話されるように、栄次さんは " 普段につかえる食器 " であることを大切にされています。
『倉敷ガラス』の魅力
完成したコップには、職人の手仕事の跡が息づいています。
◆暮らしに馴染む、温かな使い心地
飾って眺めるものではなく、普段の暮らしで使ってもらいたい。
そのため、『倉敷ガラス』では、"手に持ったときの重さ" を大切にしています。
軽すぎて不安になったり、重すぎて使いづらさを感じない、しっくりと馴染む絶妙なバランス。
また、飲みやすいようにコップの縁が少し薄いのも、嬉しい気遣いです。
◆光を柔らかく受け止める「モール」の模様
表面に息づくひねり模様。
これは『倉敷ガラス』独特の「モール」と呼ばれるもので、針金を巻かれた缶の型の中に、ガラスを膨らませることで描かれます。
テーブルに置けば光を受け止め、絶妙な陰影をもたらす「モール」。
手仕事でつくられているため、同じ模様は一つとしてないんですよ。
◆小さな気泡とポンテ
コップの中に入り込んだ、小さな気泡の数々。
機械を使わない、職人の口吹きだからこそ入り込んだ、『倉敷ガラス』のもう一つの模様です。
飲み物を注げば、その中で小さな星が瞬いているように見えて、また一層愛着が...!
また、底にできた丸い跡は『ポンテ』と呼ばれるもので、吹き竿から別の竿に移す際にできるものだそう。
このコップひとつに入り込んだ数々の手仕事の跡が、" ガラスなのに温かい " 不思議な感覚をもたらしてくれます。
オススメの使い方
◆お水や牛乳を注いで目覚めの一杯を
起きたての身体を驚かさない温かみのあるコップは、朝から大活躍。
コポコポとお水を注いで、ゆっくりと1日をスタートさせてください。
お水だけでなく、もちろん他の飲み物でも。
中には「栄次さんのコップで飲む牛乳が美味いんです」と、朝の牛乳用として使われている方もいらっしゃるそうですよ。
◆氷や炭酸水を注いで清涼感アップ
炭酸水の泡と『倉敷ガラス』の気泡、そしてモールの模様があいまって、他のコップにはない爽やかな清涼感を感じさせてくれます。
お風呂上がりや夏の一杯に、またウイスキーや焼酎のロックにもオススメです。
◆慌ただしい時こそ、『倉敷ガラス』を
手に持つと心がほっとする『倉敷ガラス』。
程よい厚さの飲み口はやさしく、慌ただしい心持ちを、じんわり解してくれる気がします。
いつもの日常はもちろん、嫌なことがあったときや疲れたときこそ、ぜひこのコップを手にとってください。
慌ただしかった時間にひと呼吸、安心感が宿りますよ。
贈り物に、ギフトボックスもございます
350円(税込)追加で、『陶器用ギフトボックス』に入れてお届けいたします。
ご希望の方は商品と一緒に、下記ページよりボックスをご購入くださいませ。
陶器用ギフトボックス | 美観堂
『倉敷ガラス 小谷栄次 コップ中』商品詳細
●サイズ
直径7.5cm×高さ9.0cm
●重さ
190g
●容量
190ml(八分目)
●備考
・手仕事によるものですので、サイズ・気泡の入り方・モールの模様に個体差があります。
・耐熱ガラスではないため、熱いものを注ぐと破裂しますのでご注意ください。
・食器洗い機、電子レンジはお使いいただけません。
ブランド
- 美観堂謹製 黄ニラしょうゆ
- 美観堂オリジナル商品
- 出製陶(いずるせいとう)
- DAIKURA(だいくら)
- ガラス工房 華
- 倉敷ガラス
- T POTTERY(十河隆史) 陶芸工房
- TEORI(テオリ)
- はれもけも
- 佐藤紅商店(さとうべにしょうてん)
- 幸徳堂(こうとくどう)
- 米見(よなみ)
- 深山のかおり本舗(みやまのかおりほんぽ)
- 小山製麺(こやませいめん)
- SUNCACAO(サンカカオ)
- 果実工房(かじつこうぼう)
- ノーイン(珈琲)
- hinoki LAB(ヒノキラボ)
- ペガサスキャンドル
- 有鄰庵オリジナルマスキングテープ
- clueto(クルート)
- 内山直人(うちやま なおと)
- 岡山ゲストハウスいぐさ
- 玉島だるま虎製造所
- テイメン(倉敷脱脂綿)
- ソメヤスズキ
- mori no oto(もりのおと)
- 阪本鶏卵(さかもとけいらん)
- まやかみ農園
- Lue(ルー)
営業カレンダー
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